バスティアニーニ、序盤の好感触もタイヤ劣化で苦戦
バレンシアGPの決勝で10位に入ったエネア・バスティアニーニは、序盤の展開に手応えを感じながらも、フロントタイヤの著しい劣化により中盤以降にペースを維持できず、挽回のチャンスを逃した。特にコーナー中盤のフィーリングが失われたことが影響し、想定した順位まで上がれなかったと振り返る。それでもトップ10を守れたことには一定の満足感を示し、火曜日から始まるテストと冬季の改善に向けて、すでに意識を切り替えている。

5周目までは最高だったが、そこから限界に
「スタートから5周はすごく良かったです。もっと順位を上げられると感じていましたが、フロントタイヤのパフォーマンスが大きく落ちてしまい、そこから挽回できませんでした。コーナー中盤でのフィーリングがなくなって、ラップタイムも維持できず、今日はそれが限界でした。普段はそのパートをうまくマネジメントできるんですが、今日は限界を感じました。ただ、トップ10は守れたので良かったです。火曜に向けて準備を進めて、冬の間に改善すべき点も見えました。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。