クラッチトラブルで出遅れ、序盤から苦戦
ファビオ・クアルタラロは6番グリッドからのスタートだったが、スタート直後にクラッチの問題が発生し、フロントデバイスをターン4まで解除できずにポジションを大きく落とし、1周目終了時には11位まで後退。2周目にエネア・バスティアニーニに抜かれるも、ジョアン・ミルがロングラップペナルティを受けたことで11位に戻る。その後はバスティアニーニとの攻防が続き、13周目にミルに抜かれたが、21周目に再び前に出た。しかし24周目のターン8で転倒。幸い怪我はなかったが、リタイアとなりレースを終えた。

忘れたいレースになってしまった
「最初の4コーナーは最悪でした。クラッチのトラブルがあって、ターン4までフロントデバイスを解除できませんでした。かなりポジションを落としてしまい、序盤のペースも良くありませんでした。終盤にユーズドタイヤでどれだけ走れるかを見たくて少しプッシュしたんですが、バスティアニーニに近づきつつも抜くのが難しかったです。特に何も変わったことはしていませんが、転倒してしまいました。忘れたいレースになりました」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。