2025年シーズン、KTMのテストライダーであるポル・エスパルガロはワイルドカード出場で存在感を示した。2023年末でMotoGPからの引退を表明していたエスパルガロだが、2025年はヴィニャーレスの負傷に伴いテック3から5戦に出場。うち4戦でトップ10入りを果たし、フィリップアイランド、セパン、ポルティマオでは直接Q2進出を果たすなど、鋭い走りを披露した。
過去の大怪我にもかかわらず、KTMのレギュラーライダー陣と比較しても遜色のない走りを見せたことで、MotoGPでの競争力を証明。アコスタはポルトガルGPで以下のように語っている。

ペドロ・アコスタ
「ポルを再びレギュラーライダーにするべきだと再考すべき人たちがいると思います。今年は何戦か出場して、ほぼ毎回Q2に進出していたし、マレーシアで熱くなって転倒しなければ、毎回トップ10に入っていたはずです。」
「プレッシャーなく楽しんで走っていて、オーストラリアでは自分も後ろについて多くを学びました。彼はチームと協力する姿勢が強くて、こういうタイプのライダーはチームにとって貴重な存在です。フロントタイヤを使ったアグレッシブなスタイルも自分と似ていて、データの面でも参考になります。」

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