
バレンシアのスプリントレースではアレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ)が優勝、ペドロ・アコスタ(レッドブルKTM)が2位、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ)が3位という結果だった。
ポールポジションスタートのマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)はスタートでアレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ)にホールショットを奪われ、アコスタ(レッドブルKTM)が2位に。その後マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)はペースが上がらずに徐々に後退。ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア)とファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ)が3位争いを展開。
最終的にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ)が抜け出して3位を獲得、4位にラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア)となった。ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)はマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)、フランコ・モルビデッリ(VR46ドゥカティ)と共に5位争いを展開するが、最後は7番手でレースを終えた。5位はマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)、6位フランコ・モルビデッリ(VR46ドゥカティ)となる。
8位はジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ)とフェルミン・アルデゲル(グレシーニ・ドゥカティ)の接触で前に出たブラッド・ビンダー(レッドブルKTM)が獲得。日本人の小椋 藍(トラックハウス・アプリリア)は9位でフィニッシュ。ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)はファクトリーホンダ2台が絡んでリタイアしたことで、最上位のホンダとして10位でフィニッシュした。
SPR優勝アレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ)
「今週はいつもよりも苦戦していたので本当に嬉しいです。今日はとにかく優勝したいと思っていました。序盤からベストなスタートを切ったと思いますが、序盤にタイヤをセーブして終盤にプッシュすることが出来ました。後続とのギャップをコントロール出来ましたね。明日に向けてさらにセットアップをつめて戦闘力を上げる必要があります。」
SPR2位ペドロ・アコスタ(レッドブルKTM)
「自分にとっての唯一のチャンスは序盤アグレッシブに攻めることだけだったと思います。フロントを失わないように務めていましたが、ターン8でワイドになってしまいました。いずれにしてもKTMはベストなバイクを用意しようと努力してくれます。明日また優勝を狙っていきます。」
SPR3位ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ)
「良いレースでしたし楽しめました。皆が非常にクリーンでタイトなレースだったと思います。素晴らしいペースでのレースでしたが、もう少しプッシュ出来たと思います。ラウルを抜くのは簡単ではありませんでしたが、良い表彰台でした。明日も狙いたいですね。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。