Ducatiのホームトラックとも言えるムジェロで開催されているイタリアGPで、初日総合首位となったのはアプリリアだった。アレイシ・エスパルガロは連続表彰台獲得を続けており、今回契約をアプリリアと更新、アプリリア自体もRNFをサテライトチームに迎えるということで、まさに今、勢いに乗っている状態と言える。
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メインのライバルはDucati
アレイシ・エスパルガロ
「ムジェロはDucatiが得意とするトラックですが、今回はDucatiだけがイタリア製バイクとして競争力が高いのではないということが証明出来て嬉しいです。まだ金曜ですが、良い形で週末をスタートすると、その後のセッションが楽に進ますから、明日も引き続き良い形で作業したいですね。」
「午後は気温が上って難しいコンディションでしたが、最初からすでにレベルが高かったですね。レースタイヤのフィーリングはよくて、ソフトですぐにタイムが出せると思ってはいませんでした。良いタイムでしたね。」
「ムジェロはル・マンよりもオーバーテイクが多いでしょうが、メインになるライバルはDucatiです。相手がヤマハならばストレートが遅いので話はもう少し簡単なんですけどね。Ducatiのオーバーテイクは難しいですが、アプリリアもけして遅くはありませんからね。」
「サテライトチームに関しては本当に嬉しいですね。2年前はヤマハからアプリリアにスイッチするなんて、気が狂ってると思われたでしょうね。しかし今はそれが現実になっているんです。アプリリアを初めてチームが頑張ったおかげで、RS-GPの戦力が高まっているんです。」