金曜日に2回転倒したことで自信を失っていたと語るアレイシ・エスパルガロは、その後徐々にスピードを取り戻し、予選では4番手からのスタートになった。レースではペッコ、ファビオ、エネア同様のペースはなく、ビンダー、ミラーとの3位争いを制して嬉しい表彰台を獲得している。
今回の3位は大きなボーナス
アレイシ・エスパルガロ
「自分にとっては後半戦でベストなサーキットと言えるアラゴンですから、期待は大きかったですね。金曜日に2回転倒したことで自信を失っていましたし、フリープラクティスでもトップ10を獲得することが出来ずにいました。FP3で自信を取り戻して、予選も良かったですね。」
「レースではエネアとペッコを追いかけるペースはないことはわかっていました。今日のレースで3位を獲得出来たことはチャンピオンシップにおいて大きなプラスです。ビンダーは本当に速いライダーですね。彼は今年ベストと言えるバイクではないにも関わらずスピードを発揮しています。」[adchord]
「ビンダーはあのバイクで序盤からエネアについていくペースで走行していました。序盤はですからビンダーについていくことは出来ませんでしたね。彼の後ろについて彼のタイヤが摩耗するのを待っていたんです。ファビオが転倒したのはわかっていましたから、ミスをするわけにはいきませんでした。今回3位を獲得出来たのは大きなボーナスですね。」
「ペッコとエネアは本当に素晴らしいレベルでライディングを続けています。おそらくペッコはキャリアで最高の瞬間と言っても間違いないでしょう。素晴らしいチーム、素晴らしいバイクで、情報収集量も多いでしょう。しかし、自分達も良い仕事を続けています。アプリリアも素晴らしい仕事をしてくれていますし、誇らしいですね。」
「厳しい週末であってもチャンピオンシップにおいて希望を失ってはいません。常に15位だとか転倒だとか、そういった結果にならないように結果を積み重ねてきました。これからのレースでもしっかり結果を積み重ねていきたいと思います。」
「タイヤ空気圧の管理は非常に難しいですね。序盤に誰かの後ろについて走っていると、空気圧と温度が上がってしまうことがあります。チームと共にレースを重ねる中で情報を収集しているんです。」
(Photo courtesy of michelin)