アルヴァロ・バウティスタはアッセンで完璧な週末を過ごし、3戦3勝、そして自身WSBKで40勝目、DucatiのWSBK通算400勝目を飾った。ライバル達もDucatiとバウティスタを倒そうと限界までプッシュする中で、バウティスタ自身も限界で走行していると語る。これからのレースについても引き続き全力でプッシュしていくという。[adchord]
バイクのフィーリングがとても良かった
アルヴァロ・バウティスタ
「DucatiにとってFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)で400勝目というのは素晴らしいマイルストーンだと思います。自分自身は優勝はもちろんですが、バイクのフィーリングが信じられないほどに良かったと感じています。今朝の時点でバイクのセットアップを変えたことによるポジティブな影響を感じることが出来ました。」
「さらにプッシュして走行出来るようになりましたし、昨日と比較してバイクの限界が先にあることを感じて走行出来ました。スーパーポールレースだけでなく、レース2ではさらに正確に楽しんでライディングが出来ました。それに風も強く方角も変わっていましたが、しっかり対処出来たと感じています。」
「序盤の走行の中ではコーナーごとの風の影響などを学習しながら走行して、終盤は良いペースで限界までプッシュ出来ました。今日の時点で今出せる自分の最大限の走りだったと思います。スーパーポールレースではタイヤの消耗を考えないで済むので、特にジョナサンのスピードには驚きました。」
「ジョナサンは練習走行から一気にペースを上げてきていて、自分も走行しながら自分のペースに驚きましたけど、彼のペースも驚くべきものがありました。また、今週は厳しい週末だったトプラックもスピードがありました。彼らは本当に負かすのが難しいライバルで、どんな状況でも常にトップを走っています。彼らがいることで自分もリラックスして走行せずに良いレースが出来ました。」
「レースでは何が起こるかわかりません。ですから昨年調子が良かったトラックでもコンディションによって何が起こるかわかりません。新しいトラックに向かって、チームと共に作業を進めて、今まで得ているフィーリングを得たいと思っています。チームと共にバイクの性能を発揮出来れば優勝争いが出来るでしょうが、ライバルも接近していますし、その中で自分も限界で走行しています。」