イタリアGPが開催されているムジェロで、イタリア人のフランチェスコ・バニャイアは見事に初日総合トップタイムを記録した。ル・マンで負った足首の骨折の影響が心配されてものの、午後のセッションではリアセッティングを見直して走行。終盤にソフトタイヤでタイムアタックを行いトップタイムでセッションを終えた。

フランチェスコ・バニャイア

「実際に体調はいいんです。バイクに乗るより歩く方が痛いくらいなので問題ありません。ブーツのおかげでライディングには何の問題もありません。今日は良い走行が出来たので、パフォーマンスには満足しています。今朝は雨も降らなかったし、金曜にプッシュしたのは良い作戦だったと思います。」

「ユーズドタイヤのフィーリングもとても良くて、明日のスプリントレースに向けて準備もできています。タイムアタックの内容も良くて、初日としては満足です。明日は雨でコンディションが変わりそうなので、状況を理解するために少し待たなければならないでしょう。」

「いずれにせよ、すべてに対して準備はできています。雨の場合はリスクを冒さずに競争力を高めることが重要で、賢いレースをすることが目標です。」

(Photo courtesy of Ducati)