ミサノ・サーキットは1969年に建設が始まり、1972年に最初のレースが開催されたサーキット。1993年まで複数のカテゴリーで定期的にイベントを開催し、その後近代化が行われた。MotoGPは2007年から毎年ミサノでグランプリを開催しており、同年にサーキットの周回方向が反時計回りに変更されている。

昨年はエネア・バスティアニーニがオールタイムラップレコードとして1’31.868を記録、レースタイムは41’23.199だった。今年は多くのライダーがよく知ったサーキットで記録を更新しようとするライダーが多く登場するだろう。

ピエロ・タラマッソ

「私たちはミサノをよく知っています。これはレースだけでなく、テストでもサーキットをチーム、関係者と共に訪ねているからです。このサーキットは平坦で、テクニカルサーキットと言えます。低速コーナーと高速コーナーが交互にあり、特に、長いヘアピンカーブであるCurva Tramontoから高速ストレートにつながるCurvoneまで、フロントタイヤにかなりの負荷がかかります。」[adchord]

「このセクションは非常に高速であるため、タイヤに多くのストレスがかかります。9月はいつものように暖かい天候を予想していますが、私たちのMICHELIN Power Slickレンジはこれらの季節の温度に適応しています。もちろん、アドリア海に近いので、天候が変化して雨が降る可能性があります。その場合、MICHELIN Power Rainレンジをライダーたちは使用することが可能です。」

ミサノ・サーキットでは、フロント3種類(ソフト、ミディアム、ハード)、リア2種類(ソフト、ミディアム)のタイヤが供給される。フロントタイヤは左右対称で、リアタイヤは右側がハードタイプの左右非対称タイヤ。これは10個の右コーナーと6個の左コーナーのサーキットの作りに対応したものだ。

トラックでのアクションは、9月8日金曜日に午前中に45分のフリープラクティスセッション1で始まる。午後には1時間のプラクティスセッションが開催され、10位までのライダーは直接Q2に進むことになる。土曜日の午前中にはフリープラクティスセッション2、2つの予選セッション(Q1とQ2)、そして土曜日の午後にスプリントレースが開催され、日曜日に決勝レースが開催される。

(Photo courtesy of michelin)