タイトル獲得に前進

トプラック・ラズガットリオグルが優勝、ブレガが2位となったことで、両者のポイント差は44ポイントに拡大。日曜日のレース2で、2021年のチャンピオンであるラズガットリオグルが18ポイント差以上をつければ、タイトル獲得が確定する。なお、アルヴァロ・バウティスタは転倒しており、チャンピオンシップ争いからは脱落した。

トプラック・ラズガットリオグル

「レースは本当に難しかったです。天候がどうなるか分からず、少し不安定でしたし、また違うタイヤを使いました。他のライダーは全員ソフトタイヤを使用していましたが、SC0を使いました。ペースはとても強かったです。レースの最初はただ待って、展開を見ていただけです。すぐにはプッシュせず、徐々にペースを上げました。うまくいって本当に嬉しいです。」

「レース終盤、少しタイヤの劣化を感じました。バイクをもっと改良する必要がありますね、いくつかのコーナーでは満足していませんでした。ソフトタイヤも試したので、もしかしたら明日はソフトを使うかもしれません。SC0を使うとグリップは全く違います。これは自分にとってはギャンブルでした。タイヤ寿命が分からなかったので、SC0を選びました。天気が良くなりそうなので、明日はおそらくソフトタイヤを使います。」

「明日勝っても、ブレガが2位ならチャンピオンにはなりません。今はタイトルのことは考えていません。目標はヘレスでチャンピオンシップを終えることですし、レースを楽しんでいます。今週末は3勝が目標です。」

(Photo courtesy of BMW)