表彰台争いには届かず

2025年FIMスーパーバイク世界選手権が本格始動し、Pata Maxus Yamahaのアンドレア・ロカテリはオーストラリアのフィリップアイランドでのレース1に挑んだ。 ロカテリにとって、このコースはお気に入りのサーキットの一つ。しかし、今大会は厳しい暑さと強風の影響で、ライダーにとって非常にタフなレースとなった。さらに、8番グリッドからのスタートという厳しい状況の中で、彼は表彰台争いに加わるべく奮闘した。 Pata Maxus Yamahaのクルーは、フラッグ・トゥ・フラッグ形式のレースでスムーズなピット作業を実施。ロカテリはピットストップ後も力強いペースを維持し、大きな表彰台争いのすぐ後ろにつけたものの、終盤に向けて十分な前進はできず、最終的に7位でフィニッシュした。

アンドレア・ロカテリ(レース1/7位)

「最終的に7位でスタートから1つ順位を上げただけの結果になりました。とても暑くて厳しいレースでした。トップ5争いにはあと一歩でしたが、スーパーポールやフリープラクティスでの難しい状況を考えると、現実的な結果だったかもしれません。でも、まだ2レース残っていますし、明日は表彰台を狙えるチャンスが2回あります。 」

「今夜はマシンのセットアップを少し変更して、明日に向けて準備します。ピットストップのエントリーも良かったし、タイヤ交換もうまくいきました。チームの仕事には満足していますが、この結果ではまだ十分とは言えません。もう一歩前進し、上位争いに加わりたいですね」