安定した走りで7位フィニッシュ
マリーニはミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで再びその安定感を発揮。予選6番グリッドからスタートすると序盤にポジションを落としたが、レース中盤以降は冷静に展開。周囲のライダーがトラックリミット警告を受ける中、マリーニは警告なしで走行を続け、後半には好スタートを決めていたファビオ・クアルタラロをパス。序盤に10位まで順位を下げながらも、最終的には7位でチェッカーを受けた。


スタートの遅れが影響と自己分析
「またトップ10に入れて、レース全体を通じて競争力のあるタイムを記録できたのは良かったです。ホンダのエンジニアと自分たちが、この1年で大きく前進できたことを改めて示せたと思います。でも、完全には満足していません。スタートで大きく遅れてしまい、それが影響しました。フェルミンの後ろで詰まってしまい、フロントの温度が上がり過ぎてしまったので、ペースを調整する必要がありました。もしスタートが決まって4〜5番手に付けていれば、もっと上位を狙えたと思います。ミサノでは単独走行に入ればタイヤマネジメントをそれほど気にせず走れるので。全体としては良い週末でしたし、自分たちにとっても良い流れだと思います。明日のテストも楽しみです」