2026年FIMスーパーエンデューロ世界選手権第3戦がスペイン・ビルバオで開催され、レッドブルKTMファクトリーレーシングのジョセップ・ガルシアが総合5位を獲得。母国ラウンドとなった今大会で、テクニカルなトラックに苦戦しながらも全ヒートで粘り強い走りを見せた。一方、チームメイトのマヌエル・レットテンビヒラーはトレーニング中の指の負傷により、残念ながら今大会を欠場した。

KTM 250 EXC-Fを駆るガルシアは、スーパーポールに楽々進出し、ファンの声援を受けながらアタックラップを敢行。4番手タイムを記録し、ポイントにはわずかに届かなかったが、決勝3ヒートに向けて好位置を確保した。
レース1では好スタートから3番手につけ、序盤はスーパーエンデューロの常連勢を抑えて上位をキープ。しかし、ロックセクション手前でのミスによりポジションを落とし、激しい中団バトルに巻き込まれる。最終的に6位でフィニッシュした。
続くリバースグリッドのレース2では、中団から堅実なスタートを切るも、タイトでトライアル的なレイアウトに苦しみつつも集中を切らさず前進。後半にライバル勢の失速もあり、5位まで浮上してフィニッシュラインを通過した。
最終レースではホールショットをわずかに逃すも好スタートを決めたガルシアだったが、ロックセクションで一時的に詰まり、勢いを失い10番手まで後退。その後は猛追で6位まで挽回するも、終盤のミスで8位に後退しレースを終えた。
3ヒート合計で6-5-8の成績を収めたガルシアは、総合5位で今季3戦目を締めくくった。これによりランキングでも5位を維持し、フル参戦ではないながらもトップ陣に食い込む存在感を見せている。なお、今大会を欠場したレットテンビヒラーは、1月31日にハンガリー・ブダペストで開催される第4戦での復帰が見込まれている。
ジョセップ・ガルシア
「自分にとって今日はあまりいい日ではありませんでした。トラックは非常にテクニカルで、どちらかというとトライアル的な要素が強く、自分のスタイルにはあまり合いませんでした。それでも毎ヒート全力を尽くしましたが、ミスも多くて悔しさが残ります。最後のレースではスタートが良く、上位争いができると思いましたが、3周目に転倒してギアレバーを壊してしまい、3速固定で走ることになりました。このトラックには2速が合っていたので、非常に苦しい状況でしたが、完走することを目標に切り替えて走りきりました。これがスーパーエンデューロでの3戦目で、総合5位に入れたことは満足しています。観客の応援も素晴らしくて、来年またここで走れることを願っています。」









■2026年スーパーモトエンデューロ世界選手権 第3戦(スペイン・ビルバオ)結果
プレスティージ 総合順位
- ビリー・ボルト(GBR)、ハスクバーナ、63ポイント
- ジョニー・ウォーカー(GBR)、トライアンフ、53ポイント
- ミッチ・ブライトモア(GBR)、GASGAS、43ポイント
- エディ・カールソン(SWE)、スターク、39ポイント
- ジョセップ・ガルシア(ESP)、KTM、29ポイント
■選手権ポイント(第3戦終了時点)
- ビリー・ボルト(GBR)、186ポイント
- ジョニー・ウォーカー(GBR)、146ポイント
- ミッチ・ブライトモア(GBR)、118ポイント
- エディ・カールソン(SWE)、スターク、118ポイント
- ジョセップ・ガルシア(ESP)、KTM、99ポイント
- マヌエル・レットテンビヒラー(GER)、KTM、59ポイント
次戦:第4戦は1月31日、ハンガリー・ブダペストで開催予定。レットテンビヒラーの復帰に期待がかかる。

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。