ビモータが歴史的ダブル表彰台 バッサーニ2位、アレックス3位で躍進 FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)

2026年FIMスーパーバイク世界選手権開幕戦フィリップアイランドで、bimota by Kawasaki Racing Teamが歴史的なダブル表彰台を達成した。シーズン第2レースとなる10周のスーパーポールレースで、アクセル・バッサーニが2位、アレックス・ロウズが3位に入り、チーム初のダブルポディウムを記録した。バッサーニは続くレース2でも表彰台を獲得している。

スーパーポールレースは激しいトップ争いとなったが、最終的にニコロ・ブレガが優勝。バッサーニとアレックスがそれに続いた。ビモータ勢が同時に表彰台に立つのは、選手権創設初年度1988年エストリル以来となる快挙。BbKRTとしては2025年の参戦開始以来初のダブル表彰台であり、バッサーニにとってもチーム初ポディウムとなった。

最終日のレース2は一転してフルウエットコンディション。22周の決勝でアレックスはウエットタイヤを装着しつつ、路面回復を見越したドライ寄りのセットアップを選択。しかし雨脚は強まり、グリップに苦しみながらも5番手を走行。終盤に4位を狙って前車を追撃したが、高速ターン1で転倒。幸い怪我はなかった。一方バッサーニはオープニングラップ終了時点で2番手につけ、その後4位、3位とポジションを変えながら再び2位へ浮上。残り7周をその位置で守り切り、再び表彰台を獲得した。

開幕戦を終え、バッサーニはランキング2位。アレックスは8位だがトップ5までわずか3ポイント差につける。ビモータはマニュファクチャラーズランキング2位、チームランキングでも2位と好スタートを切った。次戦は3月27〜29日、ポルトガル・ポルティマオで開催される。

アレックス・ロウズ

「スーパーポールレースは良かったです。昨冬後半にヨーロッパで見つけたベースセットは気に入っていましたが、ここではうまく機能していませんでした。土曜から日曜にかけて、レースウィーク中では最大級の変更を行いました。スーパーポールレースでは、ウォームアップで10分ほどしか試していないセットで走りましたが、ポジティブに捉えています。ヨーロッパに戻るのが楽しみです。レース2はドライ寄りセットにウエットタイヤを履いてスタートしましたが、グリップがありませんでした。スタートは良く、1周目はほぼトップに立てそうでしたが、他のライダーのようにマシンを寝かせられないと気づき、徐々に後退しました。」

アクセル・バッサーニ

「間違いなく、自分のWorldSBKキャリアで最も成功した週末です。昨日のレース1も多くのオーバーテイクができて楽しかったですが、今日はやるべきことをやれました。ランキング2位ですが、今はバイクとチーム内で良いフィーリングを持てていることが何より重要です。今の状態を継続したいです。レース2前は、ウエットでここまで走れるとは思っていませんでした。冬季テストでは数周しか走れず、感触はあまり良くなかったです。しかしポルティマオでシャビ・フォレスが良い仕事をしてくれ、チームがウエット用の良いベースを見つけてくれました。それが今日非常に役立ちました。スタートからクリーンで安定した走りを意識し、ミスをしないように心掛けました。その結果がダブル2位です。とても満足しています。」