
2026年FIMスーパーバイク世界選手権開幕戦初日、フィリップアイランドでのレース1はPata Maxusヤマハにとって明暗が分かれる結果となった。シャビ・ヴィエルへはトップ8圏内走行中にハイサイド転倒を喫してリタイア。アンドレア・ロカテッリは苦しい展開のなか13位でフィニッシュした。
ヤマハのファクトリーチームデビュー戦となったヴィエルへは、フリー走行3回目で自信を深め、予選では3列目を確保。決勝でも好スタートを決め、序盤はトップ7圏内で力強い走りを披露した。堅実なポイント獲得が視野に入っていたが、22周中17周目、3コーナー立ち上がりで高速ハイサイドを喫し転倒。好走は突然幕を閉じた。
一方、ロカテッリ陣営は厳しい金曜からの立て直しを図ったが、15番グリッドスタートが響いた。レースを通してタイヤとセットアップのフィーリング不足に苦しみ、追い上げは限定的。13位でチェッカーを受けた。収集したデータをもとに、最終日に向けた改善を進める。
最終日は現地時間10時30分からウォームアップを実施。13時にスーパーポールレース、16時にレース2が行われる。

アンドレア・ロカテッリ
「正直に言って、とても難しいレースでした。理由は分かりませんが、チームとしても自分自身も苦戦しています。コースのいくつかのセクションで良いフィーリングを得るのが難しく、最終的にレース用に選択したセットアップはフィリップアイランドでは最適ではなかったかもしれません。どの方向に進むべきかを学び、フィーリングを取り戻す必要があります。オプション仕様のリアタイヤを使用する判断も含め、検討していきます。明日は2レースありますので、何かを学び取り、週末の最後まで全力でプッシュします。」
シャビ・ヴィエルへ
「望んだ形、そしてふさわしい形で土曜日を終えることはできませんでしたが、準備段階では非常に良い仕事ができたと思います。FP3では昨日よりも改善点を見つけることができ、それが目標でした。レースタイヤ、予選タイヤともに感触は良く、まずまずのラップを刻めました。決勝では3列目以内を目標にしており、それを達成できたことは嬉しかったです。スタートも良く、集団の中で戦うことができました。ただ周回を重ねるごとにタイヤに苦しみ始めましたが、最後までポジションを守ろうとマネジメントしていました。残り4〜5周というところで、3コーナーで予期しない挙動があり、大きなハイサイドとなりました。チームと原因を分析し、明日は2レースで良い結果を出せるよう準備します。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







