レッドブルKTM エンデューロGP開幕戦イタリアを席巻 ガルシア総合首位、ベローナ母国で躍動 2026年FIMエンデューロGP世界選手権

2026年FIMエンデューロGP世界選手権開幕戦イタリアGP(シチリア州クストナーチ)で、レッドブルKTMファクトリー・レーシングのジョゼップ・ガルシアとアンドレア・ベローナが圧倒的なパフォーマンスを発揮した。ガルシアは初日総合優勝と2日目表彰台を獲得し、ベローナは母国ラウンドで総合2位に入る活躍。チームは開幕戦終了時点でEnduroGP、Enduro1、Enduro2の全カテゴリーでランキング首位に立った。

金曜夜のスーパー・テストでは、ガルシアがKTM 250 EXC-Fでトップタイムを記録しシーズンを完璧にスタート。チーム加入後初のEnduroGP参戦となったベローナも総合3位につけ、いきなり優勝争いに加わった。

土曜のレースではガルシアが主導権を掌握。4つのテストで勝利し、さらに4つでトップ3入りを果たす安定した走りで終日トップを維持。2位に約6秒差をつけて総合優勝を飾るとともに、Enduro1クラスでも勝利を挙げた。

日曜は序盤に小さなミスが重なり順位を落としたが、終盤にかけて巻き返し総合3位でフィニッシュ。Enduro1でも最終ラップでの追い上げにより週末2勝目を記録した。

一方、母国での参戦となったベローナは、KTM 450 EXC-Fで安定した走りを披露。土曜は序盤から上位争いに加わり、最終テストでの力強い走りにより総合3位を獲得。Enduro2ではスタートからフィニッシュまで主導権を握り、完勝を収めた。

日曜も勢いを維持したベローナは、序盤から好リズムを築き総合2位に浮上。最終テストで決定的な走りを見せ、総合2位を確定させた。同時にEnduro2では2日連続優勝を達成し、完璧な週末を締めくくった。

開幕戦終了時点で、ガルシアはチームメイトのベローナに3ポイント差をつけてEnduroGP総合首位に立ち、Enduro1でもトップに位置する。ベローナは総合2位につけるとともに、Enduro2では8ポイント差でランキング首位に立ち、チームは総合ランキングで1-2体制を築いた。

第2戦スペインGP(オリアナ)は5月1日から3日に開催される。

ジョゼップ・ガルシア

「シーズン初戦が終わり、土曜日は完璧な一日でした。今日はフィーリングも良かったのですが、クロステストでクラッシュして足首を少しひねってしまい、その後はリズムを取り戻すのが難しくなりました。それでも最終的に総合3位まで挽回し、Enduro1でも勝てたので満足しています。総合首位でイタリアを後にできるのは素晴らしいスタートですし、母国スペインでの次戦が楽しみです」

アンドレア・ベローナ

「エンデューロGP開幕戦の週末を終えましたが、最初のテストから最後まで非常に僅差の戦いでした。今日はバイクのフィーリングも良く、昨日よりミスを減らして安定した走りができました。差はごくわずかでしたが、Enduro2で勝利し総合2位に入ることができて満足しています。シーズンとして力強いスタートになりましたし、スペインでの第2戦が楽しみです」

エンデューロGP イタリア大会 暫定結果

Day1 総合

  1. ジョゼップ・ガルシア(KTM)
  2. スティーブ・ホルコム(シェルコ)
  3. アンドレア・ベローナ(KTM)

Day2 総合

  1. ブラッド・フリーマン(ベータ)
  2. アンドレア・ベローナ(KTM)
  3. ジョゼップ・ガルシア(KTM)

選手権ランキング(第1戦終了時)

EnduroGP

  1. ジョゼップ・ガルシア(KTM)35
  2. アンドレア・ベローナ(KTM)32
  3. スティーブ・ホルコム(シェルコ)28

Enduro1

  1. ジョゼップ・ガルシア(KTM)40
  2. アントワーヌ・マガン(シェルコ)34
  3. モルガン・レシアルド(トライアンフ)30

Enduro2

  1. アンドレア・ベローナ(KTM)40
  2. ネイサン・ワトソン(ベータ)32
  3. ザック・ピション(TMモト)32