
アコスタがバルセロナテスト最速
2026年MotoGP第6戦カタルーニャGP後のバルセロナ公式テストが18日に行われ、ペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Factory Racing)がトップタイムを記録した。午後は豪雨に見舞われ、走行は予定より1時間以上早く終了。ホルヘ・マルティン(Aprilia Racing)は午前中に転倒し病院で検査を受けたが、骨折は確認されなかった。
週末を通じて速さを見せていたアコスタは、決勝での不運を払拭する形でテストを支配。セッション終盤のアタックでトップタイムを記録し、ファビオ・クアルタラロ(Monster Energy Yamaha MotoGP)とエネア・バスティアニーニ(Red Bull KTM Tech 3)を抑えた。トップ3は0.117秒差にひしめき、トップ13までが1秒以内という接戦となった。
KTM勢が好感触
レッドブルKTM陣営では、アコスタが土曜のポールポジション、スプリント優勝争い、決勝での技術トラブルと最終ラップ最終コーナーでの転倒という波乱の週末を経て、テストで最速をマーク。ブラッド・ビンダーは12番手だった。Tech3のバスティアニーニはポイントなしに終わった週末から立て直し3番手。マーベリック・ビニャーレスもRC16のフロント周り改善を実感し4番手につけた。KTM勢はトップ4に3台を送り込み、ムジェロへ向けて好材料を得た。
ヤマハは新型フロントウイングを評価
ヤマハ勢ではクアルタラロが0.064秒差の2番手。バルセロナ特有の高いグリップに助けられた面があるとしながらも、新型フロントウイングのテストを進め、予選タイムに近いペースを記録した。アレックス・リンスは13番手で、トップから1秒以内に入った最後のライダーとなった。
Prima Pramac Yamaha MotoGPではジャック・ミラーが16番手、トプラック・ラズガットリオグルが19番手。ミラーも新型フロントウイングをテストし、ラズガットリオグルは全体最多の45周を走破。苦戦した週末を経て、多くのデータを収集した。
アプリリア勢はフェルナンデスと小椋が上位進出
アプリリア勢では、Trackhouse MotoGP Teamのラウル・フェルナンデスと小椋藍が合計74周を走行。終盤に自己ベストを更新し、それぞれ5番手、6番手でアプリリア勢最上位となった。主な作業はセットアップ確認だった。
マルティンはターン7で転倒し、メディカルセンター経由で病院へ搬送。検査の結果、骨折は確認されなかったが、ムジェロ前に休養が必要となる見込みだ。転倒前には新型エアロパッケージの比較テストを行っていた。チームメイトのマルコ・ベッツェッキは11番手だった。
ドゥカティ勢は1台体制でテスト参加
ドゥカティ勢は各チーム1台体制で参加。マルク・マルケス(Ducati Lenovo Team)は負傷欠場中、アレックス・マルケス(BK8 Gresini Racing MotoGP)も前日のクラッシュにより不参加。ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Pertamina Enduro VR46 Racing Team)も決勝中の負傷によりテストを欠場した。
ドゥカティ最上位はフェルミン・アルデゲル(BK8 Gresini Racing MotoGP)の7番手。フランコ・モルビデリ(Pertamina Enduro VR46 Racing Team)が僅差の8番手で続いた。フランチェスコ・バニャイア(Ducati Lenovo Team)は週末から投入している新型スイングアームのテストを継続し10番手だった。
ホンダは新パーツ評価を継続
ホンダ勢最上位はディオゴ・モレイラ(Honda HRC Castrol)の9番手。主にセットアップ作業に集中した。Honda HRC Castrolではルカ・マリーニが14番手でジョアン・ミルを0.014秒上回った。マリーニは新型サイドフェアリング、ジョアン・ミルは小型エキゾーストと改良型スイングアームをテストした。CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは、決勝でのターン1クラッシュによる負傷のため欠場した。
MotoGPは次戦ムジェロへ
MotoGPは1週間のインターバルを挟み、次戦イタリアGPの舞台ムジェロへ向かう。

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。