カタルーニャGP FP1はアレックス・マルケスが首位、マルティンはFP1で転倒

バルセロナ・カタルーニャ・サーキットでMotoGPが再開した。肌寒い金曜日の午前中、力強いスタートを切ったのはアレックス・マルケス(BK8・グレシーニ・レーシングMotoGP)だった。週末最初のセッションでトップに立ったアレックス・マルケスは、ライバルたちに0.3秒以上の差をつけた。一方でホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)はターン12で転倒し、セッションを途中で切り上げることとなった。

セッション残り20分を切ったところで、暫定首位に立っていたマルティンがターン12で転倒。2024年の世界王者は、自身のバイクを追うようにエアフェンスへと突っ込んだ。彼は足を引きずりながらも自力で歩いて立ち去ったが、アンヘル・チャルテ医師と共にアプリリアのトラック内にあるオフィスへ直行した。その後、マルティンに問題がないことが確認され、ピットボックスに戻ると、セッション終了後のスタート練習にはコースへ復帰した。

その数分後、ペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がターン2で転倒した。マルティン同様、彼も歩いて現場を離れ、セッション終盤のアタックに備えてピットへ戻った。残り時間が10分強となった頃、アコスタのチームメイトであるブラッド・ビンダーも同じくターン2の切り返しで転倒。肌寒いコンディションの中で、トラックの難しさが露呈する形となった。

セッション終盤、2025年のカタルーニャGP優勝者であるアレックス・マルケスが連続してファステストラップを記録し、トップに浮上した。転倒後に走行を再開しなかったマルティンを逆転したが、マルティンも2番手を維持した。ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンドゥーロVR46レーシングチーム)が3位を確保し、アコスタが4位に入った。ポイントリーダーのマルコ・ベゼッキ(アプリリア・レーシング)は5位。マルケスを除くトップ5のライダーたちは、いずれもセッション序盤に自己ベストタイムを記録していた。

2025年のバルセロナで表彰台に登ったエネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)は、6位と好調なスタートを切った。フェルミン・アルデゲル(BK8・グレシーニ・レーシングMotoGP)がそれに続き、ヤマハ勢最上位のジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)が8位に入った。フランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンドゥーロVR46レーシングチーム)は終盤のタイム更新でP9、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)がホンダ勢トップの10位で締めくくった。その他の有力勢では、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が17位、戦列に復帰したマーベリック・ビニャーレス(レッドブルKTMテック3)はFP1を19位で終えている。