VR46がモルビデッリの離脱を正式発表 2027年はブレガが加入へ

VR46チームは、フランコ・モルビデッリが今季限りでチームを離れることを正式に発表した。これにより、世界スーパーバイク選手権(WorldSBK)でチャンピオン獲得が確実視されているニコロ・ブレガが2027年にMotoGPへ参戦する道が開かれた。モルビデッリはアルバ.it ドゥカティのファクトリーチームへ移籍し、事実上ブレガと席を入れ替える形となる見通しだ。

モルビデッリは2017年にMoto2タイトルを獲得後、翌シーズンにMotoGPへ昇格。マルク・VDS ホンダ、ペトロナス・ヤマハ、モンスター・ヤマハ、プラマック・ドゥカティを経て、昨年からVR46ドゥカティに在籍している。MotoGP最高の成績は2020年で、ペトロナス・ヤマハで3勝を挙げてランキング2位を獲得した。その後3年間にわたって表彰台から遠ざかり、2024年のミサノ・スプリントでプラマックとして復帰を果たした。VR46ライダーズアカデミーの最初の正式メンバーであり、同アカデミー初の世界チャンピオン、そしてMotoGPレース優勝者でもあるモルビデッリは、今季序盤に3度の表彰台を獲得したものの、ヘレスのウェットスプリントでの表彰台を除けばトップ10入りもままならない状況が続いている。今週末のホームレースとなるミサノ大会では、サテライト仕様のGP25でランキング16位にとどまっている。VR46チームはSNSで次のように離脱を正式発表した。

VR46チーム

「今シーズン終了をもって、フランキー(モルビデッリ)との旅は幕を閉じます。表彰台、激しいバトル、そして数多くの祝福すべき瞬間がありました。しかし、自分たちが持ち帰るものは、レースの結果をはるかに超えたものです。この旅を一緒に歩んでくれて、ありがとう、フランキー。」

なお、モルビデッリのチームメイトであるファビオ・ディ・ジャンナントニオはレッドブルKTMへ移籍し、グレシーニからフェルミン・アルデゲルがVR46のもう1台を担当することとなる。ブレガの加入により、850cc・ピレリタイヤ時代初年度のドゥカティ・デスモセディチを駆る唯一のイタリア人ライダーとなる。