マルティン セパンへ向けた右手首骨折からの回復プランが明らかに

ホルヘ・マルティンがフィリップ・アイランドのスプリントレースで転倒し、右橈骨(とうこつ)の骨折を負った。マレーシアGPの金曜フリープラクティスに向けて復帰を目指す同選手の回復プランを、帯同フィジオセラピストのアイトル・トマスが語った。マルティンはすでにクアラルンプール入りしており、木曜日に行われるメディカルチェックを経て出走可否が判断される。

メルボルンの医療機関で実施したCTスキャンの結果、当初懸念されていた尺骨(しゃっこつ)の骨折は否定され、橈骨の骨折も骨片のずれがない非転位型であることが確認されたため、手術のためにスペインへ帰国する必要はなくなった。また、悪天候によってフィリップ・アイランドの決勝レースが中止となったことで、マルク・マルケスはリードを広げる機会を失った。現時点でマルケスはマルティンに10ポイント差をつけてランキング首位に立ち、3位のマルコ・ベッツェッキとは50ポイント差がある。

アイトル・トマス

「回復プロセスを2段階に分けて進めます。第1段階では腫れを引かせることと、骨の損傷に関わるすべての問題への対処に集中します。目標は可動域・筋力・機能性の回復です。クライオセラピー(アイシング)とマニュアルセラピーを組み合わせて対応します。」

「同時に、骨の再生をできる限り促進し、徐々に強度を取り戻せるよう働きかけます。そのために磁気療法システムを使用します。」

「バイクへの復帰が許可された場合は、通常とは異なるプロトコルを適用します。その段階では手首に集中し、腫れを最大限に抑えながら、痛みの管理療法も並行して行います。」

アプリリア チームスポークスマン

「ホルヘの状態を時間と日数の経過とともに確認しながら、一日一日対応していくしかありません。自分たちは彼をサポートしていますが、こうした状況が非常に難しいことも理解しています。」

「何が懸かっているかは、彼自身が誰よりもよくわかっています。だからこそ、自分たちは彼にいかなるプレッシャーもかけていません。彼がどんな判断を下しても、自分たちにとってはそれが正しい決断です。こういう状況では、健康が最優先です。」