オーストラリアGPを終えた時点でのポイントスタンディングです。チャンピオンシップ首位となっているのはオーストラリアGPで優勝したマルク・マルケス選手。2位のドヴィツィオーゾ選手は痛恨のミスで13位となり、マルケス選手との差は33ポイントとなり、残り2戦で獲得出来る最大ポイントが50ポイントであることを考えても、実質的にチャンピオンシップ優勝の望みは消えたと言えるでしょう。
3位となっているのはオーストラリアGPで久々に活躍を見せたビニャーレス選手、4位のロッシ選手はオーストラリアGPで2位となったことでペドロサ選手をチャンピオンシップスタンディングにおいて抜いています。5位はペドロサ選手。6位はオーストラリアGPでも大暴れしたヨハン・ザルコ選手。今年のルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得も間違いないでしょう。7位ロレンソ選手、8位ペトルッチ選手、9位クラッチロー選手、10位フォルガー選手となっていますが、フォルガー選手は今週末に引き続き最終戦バレンシアも欠場するものとみられます。
順当に行くと今週末にマルケス選手がチャンピオンシップ優勝を果たす形になりそうですが、こうして振り返ってみるとカタルーニャGP以降、マルケス選手が表彰台を逃したのはエンジンブローでレースを終えたシルバーストーンのみだという事がわかります。