MotoGPクラス2度目の表彰台獲得となったザルコ選手。今まで予選で速さを発揮してもレースディスタンスで速さを発揮出来ないレースが続いてきましたが、今回はソフトタイヤを最後までなんとか保たせる事が出来たようです。マルケス選手が表彰台獲得よりも完走を選んだことも影響しているかもしれませんが、見事にMotoGPクラス参戦1年目で複数回の表彰台獲得となりました。

Q

「ヨハン、3位おめでとうございます。11周目のターン3だと思いますが、危うい瞬間がありました。ソフトタイヤで最後まで走るのはどの程度大変だったんでしょう?」

決勝3位 ヨハン・ザルコ

「今日はソフトを選んで良かったですね。これが今日の表彰台獲得の鍵でした。雨ではそこまで速く走る事ができなかったので優勝を考えることが出来ませんでした。ただライバルよりは少し速いという状況でしたね。その後路面が少し乾いて自信を増したのですが、ロレンソとドヴィツィオーゾに抜かれてしまいました。そして彼らのほうが自分よりも優れた加速があったんですよね。自分も同じように走ろとしたんですが、2度リアが流れてしまいました。4位のライダーとは離れていたので、そのまま6秒の差をつけてゴール出来ました。この3連戦は良い走りが出来ましたし、こうやって表彰台獲得で追われたのは嬉しいです。チャンピオンシップにとってもプラスですしね。バレンシアが楽しみです。」


(Photo courtesy of michelin)