MotoGPの2018年シーズンのバレンシアテスト初日の結果です。気温は18°、路面16°の中で各選手が走行を行ないました。実況を聞いている中で明らかになったのは、レプソルホンダはカーボンむき出しのマシンが2018年式エンジンを搭載しており、モビスターヤマハはビニャーレス選手4台、ロッシ選手3台のマシンで、2016年式と2017年式のバイクを乗り比べていたとのこと。
Ducatiはファクトリー勢は2017年式と2018年式のシャーシ部品などのハイブリッドで2018年の方向性の確認をしていたようです。Ducatiはペトルッチ選手も2018年式とのハイブリッド、ミラー、バウティスタ、ラバト選手がGP17、ザビエル・シメオン、アブラハム選手がGP16を走らせていました。
スズキは2人ともウイルス性胃腸炎によって2人ともテストには不参加。2018年シーズンもテスト初日から1日ビハインドとなりました。LCRの中上選手は出光のロゴが大きく入ったマシンで、ポジション調整とマシンに慣れることを主題としていた様子。モルビデリ選手、ザビエル・シメオン選手も同様にマシンへの習熟を進め、怪我をしているルティ選手の代わりに高橋巧選手が出走していました。なお、バウティスタ選手は激しく転倒し病院に向かった様子。なおロッシ選手も激しい転倒でM1を大破させていますが、本人は無事でした。
さて、1位タイムを獲得したのはビニャーレス選手、2位ザルコ選手、3位マルケス選手、4位ロッシ選手、5位ミラー選手、6位アレイシ・エスパルガロ選手、7位アンドレア・ドヴィツィオーゾ選手、8位ロレンソ選手、9位ポル・エスパルガロ選手、10位クラッチロー選手というトップ10となりました。
ペドロサ選手は11位、12位スミス選手、13位ラバト選手、14位ペトルッチ選手、15位レディング選手、16位アブラハム選手、17位中上選手、18位モルビデッリ選手、19位高橋選手、20位シメオン選手という形となりました。なお、本日もバレンシアテスト2日目が開催されます。