序盤からレースをリードして後続を引き離す戦略だったロレンソは、後続を引き離せず後半にペースを落とし表彰台を逃しました。夏休みを挟んだブルノでも存在感を発揮してくれるでしょう。
ホルへ・ロレンソ
「今日は素晴らしいスタートからレースをリードすることが出来ました。ただスタートしてすぐにトラックに十分なグリップが無いことに気づきました。レースをリードしていたものの、後続のライダー達を引き離す事が出来ず、タイヤが垂れて来た時にペースを維持するのは不可能でした。ただ、今週末は大きく改善を進めることが出来たと思います。しかし良い仕事から素晴らしい結果を獲得することは出来ませんでしたね。おそらくバイクのセッティングで間違った方向に進んでしまったんでしょう。フロントのグリップを引き出す方向に作業を進めすぎて、リアグリップを少し軽視してしまったかもしれません。そのせいで最終的には妥協のレースとなり、表彰台を逃しました。この後はワールド・ドゥカティ・ウィークがミサノで開催されます。その後数日夏休みを挟んだ後、ブルノでのレースです。今まで以上に力強く後半戦を迎えることが出来るでしょう。」
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of michelin)