前半戦はアルゼンチン、そしてオランダで表彰台を獲得したアレックス・リンス。特にオランダGPではマルケスとの激しいバトルもあり、こうしたバトルを通しての成長が期待されます。
Q
「前半戦を終えて疲れを感じているのか、それとも今まで以上にレースにハングリーな姿勢でいるのでしょうか?」
アレックス・リンス
「今まで以上にハングリーです。まぁ現時点で朝ごはんを食べてないのでお腹も空いていますが(笑)もちろんバイクの乗るのが待ち遠しいですしレースがしたいです。スズキで良い走りがしたいです。」
Q
「MotoGPクラスで1年半走ってみて、最も追うのが難しいライダーは誰でしょうか?」
アレックス・リンス
「最も追うのが難しいのはマルク・マルケスでしょう。彼はブレーキングが非常に深く、加速のトラクションも素晴らしいんです。」
Q
「MotoGPで表彰台を獲得した際の味というのは?」
アレックス・リンス
「栄光の味です(笑)」
Q
「スズキGSX-RRのパフォーマンスを10点満点で評価すると?」
アレックス・リンス
「素晴らしいポテンシャルがありますが8.5点です。バイクも自分も常に改善していくことが出来ます。自分もバイクもまだまだ改善の余地は大きいでしょう。ただ今年のバイクは素晴らしく、いかなるサーキットでも競争力が高いと思います。新しいエンジン、バイクの進化の積み重ねで、正しい方向へと向かっています。」
Q
「今年あなたの強みはなんでしょう?またライダーとして改善すべき点は?」
アレックス・リンス
「タイトコーナーでのブレーキングを強力に行うという部分に関して改善が必要でしょうね。ただ高速コーナーは非常にスピードがあると思います。この部分はもっと良く出来ると思います。ただ、全体的に競争力は高いと思いますね。加えてチームとファクトリーの厚いサポートを感じています。GSX-RRと共に素晴らしい作業が出来ています。」
Q
「MotoGPカテゴリーにおいて未だに驚くことはあるのでしょうか?」
アレックス・リンス
「かなり沢山のレースを走ってきました。多くを学びましたが、まだまだ多くを学ぶ必要があります。常に学習は続くんです。特にフロントでレースをして、トップライダー達とバトルとするとね。いつも驚くのは新しいサーキットに向かうと、そこで今まで以上に速く走れるということなんです。」
Q
「後半戦に期待することは?」
アレックス・リンス
「表彰台を獲得すること、そして表彰台獲得を目指してバトルをすることです。スズキも自分も素晴らしい結果を獲得出来ることを願っていますし、バイクも自分も成長出来ることを願っています。」
Q
「スズキEcstarとアレックス・リンスが優勝するのに必要なのはあとどれくらいでしょう?」
アレックス・リンス
「あとほんの少しだと思いますよ。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of michelin)