アルゼンチンGPのFP1の結果です。まず結果の前に、今回のアルゼンチンGPではFP1、FP2がいずれもドライであった場合、ハードコンパウンドのリアタイヤで少なくとも5周レースペースで走行することが義務付けられています。そしてハードリアタイヤのフィードバックをミシュランに返すこととされており、このフィードバックを行わなかったライダーは6グリッド降格のペナルティーを受けることとなります。これは昨年のタイヤの問題を考えると、ミシュランが慎重になっているのだろうと言えるでしょう。
トップタイムを獲得したのはヤマハのビニャーレス選手。2位はPramacのペトルッチ選手、3位はテック3のザルコ選手、4位フォルガー選手、5位アブラハム選手、6位イアンノーネ選手、7位ドヴィツィオーゾ選手、8位バルベラ選手、9位ミラー選手、10位バウティスタ選手と、普段見慣れぬ顔ブレアがトップ10に集まりました。ミシュランのピエロ・タラマッソさんもFP1は汚れた路面のクリーニング的な意味合いが強いと話していましたから、今週末は昨年ほど路面が汚れていないとは言え、FP2から普段見慣れた選手がトップ10に顔を出すでしょう。