YARTヤマハは厳しい2017/2018シーズンを過ごし、カレンダーの5戦中1戦でポイントを獲得するに留まりました。技術的、メカニカルな問題があったにせよ、YARTは2018年のスロバキアリング8時間耐久で全力を尽くし優勝、今シーズンは2度のEWCチャンピオンであるニッコロ・カネパを迎えて2009年以来初となるタイトル獲得に挑みます。

今年GMT94はEWCに参戦しませんが、YARTはYZF-R1を使用する唯一のチームではありません。今年ヤマハは独立チームにもそのサポートを広げます。現時点では5チームがヤマハのサポートを受けるということで話を進めており、これによって独立チームは前例がないほどにヤマハからのサポート、パーツの供給を受けることが出来るようになります。

ボルドール24時間帯耐久ロードレースは1922年から続いています。レースはここ数年様々なサーキットで開催されており、1978年から1999年まではフランスのポール・リカール・サーキットにて開催されました。2015年にフランスのポール・リカール・サーキットに戻り、今年で4年連続の開催となります。1.8kmに及ぶミストラルストレートが有名で熱狂的なフランスファンが詰めかけます。

イベントは13日木曜日9:30の練習走行から始まります。同日15:40に予選走行がスタート、土曜日15:00にレースがスタートし、日曜の15:00にレースが終了します。カレンダー上の24時間レースの1つであるため、チームは最大で65ポイントを獲得出来ます。優勝で得られるポイントは40ポイントで、レース経過から8時間、16時間でそれぞれ10ポイントが、また今シーズンより予選トップ5にポイントが付与され、ポールポジションの場合5ポイント、以下5位までは1ポイントが与えられます。

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of yamaha-racing)