FP4でセカンドバイクを壊してしまったことから、予選には1台のバイクで挑んだマルケス。走行の中でいくつかミスがあったことでポールポジションは逃しましたが、2台のDucatiの背後にしっかりと付けています。仮にロレンソが序盤から逃げたとしても、ドヴィツィオーゾのスリップを利用して食らいついていけば、優勝のチャンスは十分にあるでしょう。
マルク・マルケス
「バイクの感触は良くてポールポジション獲得出来る感覚がありました。ここではスリップストリームが有効ですから、皆が誰かを待っている状況でした。1回目の走行ではトップだったんですが、2度目の走行の前に少し待っていたんです。最終ラップでいくつかミスをしてしまって集中力が切れてしまったんです。ターン12もラインを間違えてしまいました。前ではドヴィがアルヴァロをオーバーテイクしていて、後ろからはビニャーレスが迫っていて、それで集中が切れてしまったんです。」
「それ以外は予選の内容は悪くなかったと思います。いい形でバイクを操縦出来ました。2台のDucatiが速いですが、自分達もしっかりと準備が出来ています。明日はまた自分と2台のDucatiの戦いとなりそうですが、どうなるかですね。FP4ではブレーキングが遅れて転倒してしまいました。しかしそれ以外はユーズドタイヤでペースは良かったと思います。転倒したことであのコーナーでの限界がわかったことは良かったです。長いレースになりますが準備は出来ています。最後までしっかりと戦えると思いますよ。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of michelin)