来年から開催となるMotoEワールドカップのテストがヘレスで開催されていますが、この中で2日目時点で総合トップタイムを記録したのはブラッドリー・スミスでした。スミスは2位ニキ・トゥーリに対して0.3秒以上の差をつけており、流石に現役の最高峰クラスの選手としてのスピードを遺憾なく発揮。

3位マイク・ディメグリオ、4位マティア・カサデイ、5位マッテオ・フェラーリ、6位ケニー・フォーライ、7位ランディ・ド・プニエ、8位ジョシュ・フック、9位ニッコロ・カネパ、10位セテ・ジベルナウ、11位フリアン・ミラレス、12位マーヴィン・フリッツ、13位ニコラス・テロル、14位エリック・グラナド、15位マリア・ヘレラ、16位アレックス・ディアンジェリスという結果となりました。

ENERGICAの車両もこうしてレース用カウルをまとうと、一気に精悍に見えるから不思議なものです。車両重量は発表された時点では250kg近く、タイム的にもMoto3よりも遅いわけですが、ここまで車重がある車両でのレース用タイヤの開発は、ミシュランにとっても新たなチャレンジ、そして市販タイヤへのフィードバックという意味でも重要な選手権になっていくでしょう。

なお、MotoEのエクゼクティブディレクターには、元ミシュランタイヤのニコラ・グベールが就任しています。


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(Photo courtesy of michelin)