いよいよMotoGPクラスのカタールテストが開始となります。シーズン開幕前の最後のテストということで、各メーカーともに最後の仕上げということになりますが、ホンダはマルケス、ロレンソ両ライダーが怪我をしている状態での参加となり、開幕戦カタールから数戦はベストな状態でのレースは難しいでしょう。カタールテストでは特にロレンソは左手の手術後初のテスト、初のレプソルカラーでの登場となります。

アルベルト・プーチ

「バイクの方向性はほぼ決まっていますので、あとはライダー達の準備が整うことです。セパンテストではマルケスは万全な状態ではないにも関わらず頑張ってくれました。マルケスはそれでもスピードを発揮しましたね。ホルヘに関しては直前に怪我をしたので参加はどうしても不可能でした。彼にとってはカタールが今年初のテストになります。ホルヘもカタールでは100%の状態ではないでしょうが、バイクをすぐに理解してくれるだろうと思っています。」

「カタールはテストの後に開幕戦を迎えるサーキットです。ですからそこでのセッティングが初戦に向けての方向性を決めるといういみで非常に重要になります。私自身も転倒して骨折したのでセパンには居なかったのでなんとも言えませんが、ヤマハは非常に良い準備を進めています。Ducatiもレベルが高いですよね。」

「私は技術者ではありませんから、Ducatiが何をしているのかわかりませんが、彼らのバイクは速いです。彼らはレースをしっかりと理解していますし、彼らの目標はホンダに勝つことだけでしょう。この選手権では皆が互いに勝ちたいと思っているわけで、我々もこの2社のことを良く理解していますし、彼らのライダーに関しても理解しています。ただ同時にホンダのバイクとライダーのスピードも信じています。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)