レプソルホンダのアルベルト・プーチは、今回のマルケスのミゲル・オリヴェイラとの接触は回避不可能だったと語る。しかしフロントにハードを履いている時点で序盤はブレーキング、コーナリングで無理は出来ないことは経験則からわかっているはずで、無謀な走りとの批判は避けられないだろう。[adchord]
手術が必要かは今後医師が判断する
アルベルト・プーチ
「マルケスは親指の中手骨が骨折している可能性がありますので、新しいCTスキャンをスペインで行います。マルクはあの時点でオーバーテイクを狙っていたわけではなく、フロントがロックしてしまったんです。ロックしたタイヤをリリースするためにブレーキを離したわけです。ロックしたままですとバイクはロケットのように進んでいきますから。」
「フロントにハードを使用していたために、十分な動作温度になっていなかった可能性があります。マルクは限界で走っていたわけではなくて、バイクの状態も悪くありませんでした。あの衝突を避けることは出来なかったでしょう。」
[adchord]「このインシデントについては、レプソルホンダチームとして申し訳なく思っています。オリベイラの回復が早いことを願っています。マルケスの怪我の程度によって手術が必要か、今後医師が判断するでしょう。」
(Photo courtesy of HRC)