スプリントの反省を活かし、完走を最優先に臨んだブレガ
決勝で15位フィニッシュを果たしたニコロ・ブレガは、スプリントでの失敗を糧に完走を最優先にレースへ臨んだ。パニガーレとは特性の異なるマシンに適応しようと試行錯誤を重ね、終盤には前方集団を追うペースも見せたものの、自身のミスでタイムを失い挽回は叶わなかった。それでも完走という経験値を得たことに手応えを感じており、最終戦のバレンシアに向けて前向きな姿勢を示した。

経験を積み重ね、最終戦へ前向きな意欲
「今日は間違いなく昨日より良い日になりました。スプリントではルーキーらしいミスをしてしまい、数周しか走れなかったので、今日はとにかく完走して経験を積むことが目標でした。パニガーレとは多くの点で異なるこのバイクについて、できるだけ多くを理解しようと努めました。最後の6~7周はペースも悪くなく、前の集団に追いつくこともできました。ただ、自分のミスで3~4秒を失ってしまい、再びギャップを詰めることができたものの、もう遅かったです。とはいえ、完走してこの経験をバレンシアに持ち帰れるのは良いことですし、全体的には上手くいったと思います。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。