ポルトガルGPでミゲル・オリヴェイラに追突した際に、マルク・マルケスは親指の中手骨を骨折。スペインでの病院でさらなるチェックを受けた結果「関節内転移骨折」と診断された。

マルク・マルケスは、徒手整復(切開を伴わずに損傷部の位置を元に戻す方法)に加えて骨折部をスクリューによる固定という治療を受けた。この手術からの回復のため、マルク・マルケスはアルゼンチンGPを欠場。回復を優先することとなる。

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なお、マルク・マルケスがFIMスチュワードから受けたペナルティーは「アルゼンチンGPの決勝におけるダブルロングラップペナルティー」であったため、アルゼンチンGPを欠場する以上、マルケスにペナルティーは課されず、アルゼンチンGP以降のラウンドにもペナルティーは引き継がれない。

(Photo courtesy of HRC)