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Ducatiのエアロパーツ レギュレーション違反ではないと判断が下る

開幕戦カタールGP終了後に、レプソルホンダ、TeamスズキECSTAR、アプリリアレーシング、レッドブルKTMが抗議していたDucatiのスイングアームのエアロパーツについて判断が行われました。

これはDucatiのアンドレア・ドヴィツィオーゾ、ダニロ・ペトルッチ、ジャック・ミラーがカタールGP決勝でGP19のスイングアームに装着していたパーツが、レギュレーション上禁止されているエアロダイナミクス効果を発生するパーツではないか?(※今回のケースでは可動するパーツにダウンフォースを発生するパーツをつけてはならないというもの)ということでレース後にMotoGP控訴裁判所に判断を委ねる形となっていたもの。

Ducati側は「これはタイヤの冷却用である」と説明していましたが、4チームは「ダウンフォースを発生しているに違いない。それ故にレギュレーション違反である」ということで抗議していた形です。

先週金曜日に行われた公聴会の結果、4チームからの控訴は棄却され、Ducatiの主張が正しいとする判断が26日に下されました。これによりカタールGPの決勝結果は変わらず、Ducatiはアルゼンチン戦以降も通称「スプーン」の使用が可能となります。

今回抗議していた4メーカーは、MotoGPテクニカル・ディレクター、FIM MotoGPスチュワードパネルらが、「明らかにダウンフォースを生み出すパーツに関してタイヤ冷却用という説明に納得してしまうレベルの低さ」を指摘していましたが、結局Ducatiの新パーツが、ウイングレットと同じく認可される形となりました。

(Photo courtesy of Ducati)

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