MotoGPは2020年からフィンランドのキミリンクにおいて開催されます。8月19日、20日はテストが予定されており、この観戦チケットの販売は既にスタートしています。

特徴として、このサーキットの建設はローカーボンエミッションの考えの元に進められています。サーキットのコースの土台となる石、土、泥炭(ピート)はすべて建設地からのもので、これにより作業の短縮化、費用の削減を実現しています。

トラック自体は全長4.6km、時計回りの作りで、高低差は20m、1.2kmnのメインストレート、左右9、合計18のコーナーが存在します。サーキットにはエンデューロコース、スーパーモトコース、モトクロスコース、カートコース、ラリークロスコースなどが併設され、様々なイベントの開催が予定されています。

ストレートが長い部分はDucati、ホンダに有利となるかもしれませんが、それ以外は様々なコーナーが入り混じったレイアウトとなります。フィンランド人のテストライダーであるミカ・カリオを擁するKTMにとっては大事なサーキットとなりますし、2020年の開催が今から楽しみです。

(Source: kymiring)

(Photo courtesy of kymiring)