週末を通じたファビオ・クアルタラロのスピードからポールポジションはファビオ・クアルタラロかと思いきや、最後の最後でしっかりとタイムを出してきたマルケス。予選ポールポジション獲得確率は脅威の50%だ。新品のハードタイヤでもコンスタントに59秒台で走行出来るペースがあり、ヤマハが強いと予想されるシルバーストーンでも優勝候補と言える。

マルク・マルケス

「ポール獲得は素直に嬉しいですね。ここではホンダは苦戦してきたので、走行前は大丈夫かどうかと思っていましたが、FP1で良い形で走り出すことが出来たので、新しい舗装も含めて問題ないと感じました。」

「予選では最終プッシュで皆が一緒にボックスから出て一緒に走り出す形になりました。これはシルバーストーンの距離が長いせいで、ボックスの中で戦略を練っていると時間が無くなってしまうんです。1本目は戦略を練って走りだしましたが、2本目、3本目は難しかったです。」

「ヤマハライダーがレースではコンスタントですが、リンスも速く、ドヴィツィオーゾも強敵です。しかし自分はチャンピオンシップを意識して、限界の中で戦い、クレイジーなことはしないようにしたいと思います。一番重要なのはドヴィツィオーゾの前で完走することです。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)