ハフィズ・シャーリンは今シーズン一杯でレッドブルKTMテック3を離れ、2020年はMoto2クラスからAngel Nieto teamのライダーとして参戦する。シャーリンはMotoGP初年度にテック3ヤマハで過ごした後、2年目にはチームの使用マシンがKTMになったことでKTMのバイクで参戦した。
ヤマハのM1ではスピードを発揮したハフィズ・シャーリンだったがKTMのRC16に苦戦、そのシートを2020年はブラッド・ビンダーに奪われることとなった。ハフィズ・シャーリンはMoto2クラスでスポット参戦も合わせると2011年から2017年参戦しており、その中で表彰台を3回獲得しているが優勝経験はない。
マレーシア人ライダーとしてはトップスターであるハフィズ・シャーリンは、セパン・インターナショナル・サーキットCEO、ペトロナスヤマハのチーム代表であるラズラン・ラザリと親交が厚く、ファビオ・クアルタラロがヤマハファクトリーに移籍すると予想される2021年にペトロナスヤマハに移籍する可能性もあるだろう。
ハフィズ・シャーリン
「Angel Nieto Teamと共に良い仕事が出来ると思います。Moto2はよく知ったカテゴリーですが、シャーシ、エンジンが異なっていますしタイヤも違います。Moto2クラスの主要選手と戦ったこともありますし、フロント争いが出来ると思います。TOP5でレースをしたいと思いますし、チームのうち何名かは知った顔ですから、良い仕事が出来るでしょう。」
(Source: angelnietoteam)
(Photo courtesy of angelnietoteam)