SBK第12戦アルゼンチン・ラウンドのレース1でバウティスタが優勝、デイビスはレース1に参戦しないことを決定

2019スーパーバイク世界選手権(SBK)第12戦のレース1が、10月12日にアルゼンチンのサーキット・サンファン・ビリクムで開催された。Aruba.it Racing – Ducatiチームのアルバロ・バウティスタは、非常に困難なサーキット・コンディションの中、素晴らしいパフォーマンスを見せて優勝した。シーズン4度目のポールポジションを獲得した34歳のタラベラ・デ・ラ・レイナ出身のスペイン人ライダーは、レース序盤に今シーズンのタイトルを既に決めているジョナサン・レイ(カワサキ)と激しいバトルを展開。その後、この北アイルランド出身のライダーをパスしてトップに立つと、そのままギャップを広げて今季16勝目を挙げた。

今回のレースは、路面上の砂の影響でサーキットが危険な状態になっているとして、チャズ・デイビスを含む複数のライダーは、レースができる状態ではないと訴えていた。その結果、デイビスは安全上の理由で、レース1には参戦しないことを決定した。

アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducatiチーム #19)

1位
「今日は、初めて走るサーキットで優勝することができて本当に嬉しい。ポールポジションも獲得して、完璧な1日となった。幸運なことに、今朝は昨日よりもサーキットの状態が改善し、ラップタイムも約4秒縮めることができた。昨日のスーパーポールでは、温度が上昇して非常に複雑な状況となった。グリップレベルが低下し、速いラップを記録することができなかった。今日のレースでも、路面は油断できない状態だったので、他のレースよりも非常に注意深く走行する必要があった。ミスを犯さないように注意して、とくにレース序盤のジョナサンとのバトルでは、なるべく一定のペースを維持することに集中した。今日は、素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝したい。明日もこの状態を維持したい」

チャズ・デイビス(Aruba.it Racing – Ducatiチーム #7)

DNS
「まず、今回の主催者の決定には失望している。僕の意見としては、すべてのライダーが団結することが重要だと思うが、残念ながらそのようにはならなかった。18人のライダーのうち15人は、厳しいサーキット・コンディションのためにレースに参加するつもりはなかった。しかし、開始5分前になって、事前に全員で決めたことに反して、何人かのライダーがレースに参加することを表明してしまった。おそらく、レースに出なければならないというプレッシャーがあったのだと思う。僕たちは、スケージュールを変更して、サーキットのコンディションを改善し、明日、レース1とレース2の両方を開催するように主催者に提案したが、受け入れられなかった。僕の意見では、安全性が最優先すべきだと思う。このような状況では、主催者はライダーの意見にもっと耳を傾けるべきだ。今回の件は、将来的な改善のために、建設的な方法で検討する必要がある。僕たちはこれまで、この問題を、セーフティ・コミッションの様々なミーティングで既に取り上げている。ここは素晴らしいサーキットなので本当に残念だが、このような状況でレースをすることは考えられない。今日のことは忘れて、明日のレースに集中したい」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)