ピレリ(Pirelli)サンファン・ビリクムのレース1でバウティスタが優勝/ラージサイズスタンダードタイヤが人気となる

アルゼンチンのサンファン・ビリクムで行われたレース1ではアルヴァロ・バウティスタが優勝。バウティスタは5度の世界チャンピオンであるジョナサン・レイを従えて優勝。3位にトプラック・ラズガトリオグル、4位マイケル・ファン・デル・マークとなった。

金曜朝からアルゼンチンのトラックのコンディションが最高とは言えないことは明らかであった。昨年の路面コンディションの問題を受けトラックの70%は再舗装されていたが、路面の大量の砂によって路面コンディションは改善したとは言えない状況であった。

こうした理由からDucatiのチャズ・デイビス、ヤマハのサンドロ・コルテセ、マルコ・メランドリ、ホンダのレオン・キャミア、清成龍一、ユージン・ラバティーらは、危険なコンディションでのレースへの抗議としてレースに参加しないことを決定。

残り12名のライダー達は21周のレースに参加。その殆どがラージサイズのスタンダードタイヤ、SC0コンパウンドをリアに使用。フロントはスタンダードSC1、X1071 SC2デベロップメントタイヤとで選択肢が別れた。いずれのタイヤもコンスタントなペースの発揮、高速ラップタイムを記録している。

ポールポジションをスーパーポールで獲得したアルヴァロ・バウティスタは、レース1でスタートからフィニッシュまでリードを維持して優勝。スタートではレイとラズガトリオグルがマイケル・ファン・デル・マークをオーバーテイクして、バウティスタの背後につけた。

序盤4名のライダー達のギャップは0.6秒以内だったが、7周目にレイがバウティスタをオーバーテイクするもバウティスタが再びトップへ。レイは次の周にもオーバーテイクを試みたが、バウティスタがまたしてもトップを維持する。その後順位が変わることはなくアルヴァロ・バウティスタはそのまま優勝。2位にレイ、3位にラズガトリオグルとなった。

WorldSBK レース1結果

1) Á. Bautista (Aruba.it Racing – Ducati / Ducati Panigale V4 R)
2) J. Rea (Kawasaki Racing Team WorldSBK / Kawasaki ZX-10RR)
3) T. Razgatlioglu (Turkish Puccetti Racing / Kawasaki ZX-10RR)
4) M. Van Der Mark (Pata Yamaha WorldSBK Team / Yamaha YZF R1)
5) A. Lowes (Pata Yamaha WorldSBK Team / Yamaha YZF R1)
6) L. Haslam (Kawasaki Racing Team WorldSBK / Kawasaki ZX-10RR)
7) T. Sykes (BMW Motorrad WorldSBK Team / BMW S1000 RR)
8) J. Torres (Team Pedercini Racing / Kawasaki ZX-10RR)
9) L. Mercado (Orelac Racing VerdNatura / Kawasaki ZX-10RR)
10) A. Delbianco (Althea Mie Racing Team / Honda CBR1000RR)
11) M. Reiterberger (BMW Motorrad WorldSBK Team / BMW S1000 RR)
12) M. Rinaldi (Barni Racing Team / Ducati Panigale V4 R)
NS) E. Laverty (Team Goeleven / Ducati Panigale V4 R)
NS) M. Melandri (GRT Yamaha WorldSBK / Yamaha YZF R1)
NS) R. Kiyonari (Moriwaki Althea Honda Team / Honda CBR1000RR)
NS) S. Cortese (GRT Yamaha WorldSBK / Yamaha YZF R1)
NS) C. Davies (Aruba.it Racing – Ducati / Ducati Panigale V4 R)
NS) L. Camier (Moriwaki Althea Honda Team / Honda CBR1000RR)

レース1でWSBKライダー達が使用したタイヤ

レース1では12名のライダーが最も使用したのはスタンダードSC0 200/65(オプションC)タイヤだった。フロントはスタンダードSC1 125/70(オプションA)、X1071 SC2(オプションB)に別れた。カワサキのレイ、ラズガトリオグルなどはX1071 SC2デベロップメントタイヤを使用、リアにはX1351 SC0デベロップメントタイヤ(オプションB)を使用バウティスタ、ロウズ、デルビアンコ、ハスラムもフロントにはX1071 SC2を使用している。

WSBKレース1に関するデータ

・PIRELLI BEST LAP AWARDはアルヴァロ・バウティスタが獲得。タイムは1’40.919で10周目に記録している。
・最も使用されたフロントタイヤは スタンダードSC1 125/70、そしてデベロップメントSC2 X1071(12名中6名)だった。
・最も使用されたリアタイヤはスタンダードSC0 200/65(12名中10名)だった。
・最高速度は アルヴァロ・バウティスタが17周目に記録した310.3 km/hだった。
・WSBKクラスで使用可能だったタイヤは、ライダー1人あたり フロント4種類、リア8種類だった。(レイン、インターミディエイトなど含む)
・WSBKクラスのライダーが使用可能だったタイヤ本数は66本で、フロント29本、リア37本だった。
・気温31° C
・路面温度49° C
(Source: Pirelli)

(Photo courtesy of Pirelli)