既にタイトルを獲得したマルケスだが、そのアプローチは今までと変わらず日曜には優勝を狙っていくと語る。以前も全レースで表彰台を狙っていくと語っており、今のマルケスならば不可能ではないと思わせる。このトラックを得意としているドヴィツィオーゾとの優勝争いが予想される。

マルク・マルケス

「タイトル獲得を既に祝福していますが、これからの3連戦を忘れていたわけではありません。幾分リラックスしていますが、タイと同様に日曜には優勝を狙っていきます。2020年にもしっかりと準備をしていこうと思っています。

「昨年ドヴィツィオーゾは速かったですが、残り2周で転倒しています。しかし今年もスピードを発揮するのは間違いないでしょう。ドヴィツィオーゾの好きなトラックがどこか知りませんが、彼はここで素晴らしい走りをしています。それにファビオはこのトラックを得意としていますし、既にスピードがあることを証明しています。ただビニャーレスやリンスも速いでしょうから、全てのライダーに注意を払う必要があります。」

「他のライダーと異なり、自分はスポーツ心理学者の助けを借りてはいません。自分にとって最高の心理状態を作り出してくれるのはチーム、それから自分の周りにいる人達です。将来的にはスポーツ心理学者のお世話になるかもしれませんけどね。」

「タカとはタイで話す機会がありました。自分とは異なる怪我ですが、自分はドクターから全治3ヶ月と言われたものを信じず、1ヶ月半で直してやろうと思っていました。最終的には2ヶ月半かかりましたけどね。ですからアドバイスとしては回復には時間がかかるのでドクターの言うことをしっかりと聞くということですね。(笑)」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)