限界までプッシュしながらペドロサ選手との差を詰めることができなかったマルケス選手。ハードフロントを選択しながら、「柔らかすぎた」と語っています。なお、今回のレースでモビスターヤマハの2人が後方に沈んだため、マルケス選手とビニャーレス選手の差は2ポイント、ビニャーレス選手とロッシ選手の差も2ポイントとなっています。
Q
「マルク、2位おめでとうございます。今日は厳しいレースでしたね。あなたはハードをリアに選び、ダニはミディアムを選びましたが、我々も最後はあなたがダニに追いつくのではと思っていました。自分でもダニに追いつけると思っていましたか?」
ヘレスGP 2位マルク・マルケス
「最後にダニにアタックするために1秒前後の感覚を維持出来るようにプッシュしていたんです。ただ最初からフロントタイヤが柔らかすぎて動きが大きすぎると感じていました。そしてこのコンディションではダニが最も速いライダーというのはわかっていました。彼はスムーズですし、ブレーキングポイントでもそこまでプッシュしませんから。最後までプッシュしたんですが残り3周の段階で、1回転倒しそうになったのでプッシュをやめました。ここでの2位は良い結果ですし、ヘレスはいつも苦戦している中で強い走りが出来ましたので大きな自信を感じています。」
(Photo courtesy of michelin)