ヘレステストでは5番手をまず記録したフランコ・モルビデッリ。ファビオ・クアルタラロ同様に2020年のプロトタイプエンジンをテストし、そのパワーを感じているという。来年は完全にイコールコンディションでの戦いとなるファビオ・クアルタラロとのタイム差はあるが、今後テストを進める中で開幕までに接近していきたいところだ。
2020年型エンジンは5速、6速で出力が向上している?
フランコ・モルビデッリの話によると、2020年型のプロトタイプエンジンは特に5速、6速でのパワーアップがあったようで、最高速が重要になるトラックにおいてその効果を発揮しそうだ。出力はアップしつつもスムーズさはさほど失われていないようだが、ビニャーレスはモアパワーを、ファビオ・クアルタラロはスムーズさを求めている。
フランコ・モルビデッリ
「新スペックのエンジンを試しました。バイクからはすぐに良いフィーリングを得ることが出来ました。少しスピードがアップしているようで、5速、6速のパワーを感じます。こういった特性を求めていましたが、これから良い点と悪い点を整理していきます。いずれにしても第一印象は良いですね。」
「コーナーへのアプローチとストレートでエンジンの特性の違いを感じますね。このエンジンの特性にしっかりと乗り方をあわせていくことになります。いずれにしてもヤマハのエンジンですからスムーズですね。コーナリングスピードも発揮出来ますし、ヤマハの作業内容には満足ですよ。明日は引き続きバレンシアで確認したアイテムを確認していきます。いずれにしても良い天候の中でテストできることを願っています。」
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(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of yamaha-racing)