ダカール・ラリー2020はライダーにとって序盤から厳しいレースとなった。433kmのリエゾン区間、319kmのSS区間からなるステージ1はJeddahから紅海に沿ってAl Wajhに向かうルート。高速セクション、岩、砂丘などからなるステージとなった。
プライスがロードブックに問題を抱えながら、1位でステージ1を終える
ナンバーワンをつけたチャンピオンのトビー・プライスは、この日23番目にスタート。スタートから飛ばし、最初のチェックポイントで2番手タイムを記録。ロードブックのトラブルが発生したが、チームメイトのウォークナーを追うことで、2人は1位、3位でステージ1を終えた。
トビー・プライス
「スタートから140km地点でロードブックに問題が起こりました。何かが詰まって作動不良を起こし、治るまでロードブックを使用することが出来ませんでした。マティアス・ウォークナーに追いついたことで、最後まで彼を追って走行することが出来ました。データ上は良いタイムですが、非常にトリッキーな1日でした。明日はステージ2で1番手となります。これが功を奏すると良いですね。」
マティアス・ウォークナー
「地形やナビゲーションが今までと大きく異なっているので、手間取ってしまいました。序盤の80kmは石が多くミスをしやすいエリアだったんですが、安定して走行出来ました。その後リズムを見つけ、砂丘エリアでタイムを挽回出来ました。3番手だったのには驚きましたが、これは明日に向けてあまり良いとは言えません。まだ道のりは長いですから大丈夫でしょう。」
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(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)