マン島TTデビューは1996年の走る伝説であるジョン・マクギネスは、今年のマン島TTにカワサキのZX-10RRで出場する。マクギネスというとホンダのイメージが強いライダーなだけに、カワサキのバイクで走るマクギネスというのは新鮮だ。

マン島TTの伝説的なライダーであるジョン・マクギネスは、2020年のマン島TTにカワサキのZX-10RRで出場する。昨年はNortonのSG7で出場したマクギネスだったが、エンジントラブルによりリタイアしている。

イギリスのQuattro Plant Bournemouth Kawasakiチームよりの参戦となるマクギネスは、マン島TTで表彰台を47回獲得、ZX-10RRでRSTスーパーバイク、RL360スーパストック、シニアTTに出場する。

カワサキでマン島TTに出場することになるジョン・マクギネス

ジョン・マクギネス

「Quattro Plant Bournemouth Kawasakiの車両をジェームス・ヒリアーと共に2020年のマン島TTでライディング出来るのが嬉しいです。まるで家族のようなチームですから自分にとっても居心地がいいですし、彼ら自体が評価の高いプロフェッショナルなチームです。公道レースでもサーキットでも素晴らしい結果を残していますよね。」

「チームオーナーのピートはボーンマスからモーカムまで自分に会うために運転してきてくれました。提示された内容を見て契約するまでに時間はかかりませんでしたよ。」

「すべてが完璧な状態で素晴らしい計画ですから、最高の形でスタート出来るでしょう。ピートのチームでカワサキのZX-10RRに乗ってマン島TTに参戦するのは、自分にとっても全く新しい経験となりますので、本当に楽しみなんですよ。」

Bournemouth Kawasakiチームオーナー ピート・エクスタンス

「マン島TTの伝説的なライダーであるジョン・マクギネスを迎えることが出来るのは大きな喜びです。私にとってはジョンはミスターTTです。チームにとってその彼を迎えられるのは何よりの喜びです。」

「新しいシーズンに向けて準備を進めるのは大きなタスクですが、最高に心が踊るプロジェクトになるでしょう。ジョン・マクギネスには表彰台に立って欲しいです。それこそが彼がいるべき位置ですから。」

(Source: Quattro Plant Bournemouth Kawasaki Team)

(Photo courtesy of Quattro Plant Bournemouth Kawasaki Team)