レプソルホンダは2020年のチーム体制発表を既に終えているが、2020年版のカラーリング、ライダー写真などの発表を行った。注目はやはり史上初の最高峰クラスで兄弟チームとなるマルク・マルケス、アレックス・マルケスだ。

RC213Vのカラーリングは毎年ほとんど変化がないことで有名だが、2019年から2020年にかけても大きなカラーリングパターンの変更はなさそうだ。

ただ、フロントカウルゼッケン付近の赤いエリアが広がり、エア吸入口左右の張り出しまで赤く塗られていること、この部分の造詣はだいぶ異なっているようだ。大きく形状が変わったのはウイングレットで、これはレギュレーションよって規定されているサイズに収まる範囲での効率化、安全性を向上させたものだろう。

マルク・マルケスは手術した肩のリハビリ途中でセパンテストに参加、3日目を12位で終えている。回復具合は思わしくないようで、開幕戦前のカタールテストでどこまでコンディションを元に戻すことが出来ているかが注目となる。

一方のアレックス・マルケスは3日目を16位で終え、難しいとされるRC213Vでの作業を続けており、着実にバイクを自分のものにしている。RC213VはMotoGPバイクでの走行経験がほぼないアレックス・マルケスにとっては「初めてのMotoGPバイク」だ。

KTMで苦戦したヨハン・ザルコと異なり、KTMが初めてのMotoGPバイクだったミゲル・オリヴェイラは、バイクへの適合も早かった。ザルコ同様にホルへ・ロレンソは苦戦に苦戦を重ねたが、アレックス・マルケスはオリヴェイラのように思いの外すんなりとRC213Vに適合出来てしまうかもしれない。

RC213V


マルク・マルケス

アレックス・マルケス


マルク・マルケス/アレックス・マルケス

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