今年MotoGPクラスにデビューとなるブラッド・ビンダーは、ポル・エスパルガロのチームメイトとしてファクトリーチームでデビューとなる。アレックス・マルケスも同様にファクトリーチームからのデビューとなるが、バイクの総合的な戦闘力で劣るKTMは、今年も他メーカーと比較して矢継ぎ早に様々なパーツが実践投入される可能性が高い。その中でどの程度新パーツの評価が必要となるかは不明だが、新しいパーツの波で混乱せず、自分の作業にしっかりと集中していくことが出来るか。

ブラッド・ビンダー

「最初の2つのテストではトップから2.1秒離されていましたが、今や0.7秒差です。フィーリングとバイクの快適性は大きく向上しています。しかしまだまだ道のりは本当に長いです。ハードに作業をしていますが、これが報われる日が近く来るはずです。」
ブラッド・ビンダー
「ポジションを見るとがっかりしてしまうのも無理はありませんが、見るべきは最終的なギャップです。速いタイムを出すことはそう難しくありませんが、問題はそれを20周続けるということです。テストは非常に有意義な6日間でした。日毎に前進し、カタールもこの調子で迎えたいですね。」
ブラッド・ビンダー

(Source: KTM)

(Photo courtesy of michelin)