MotoGP 2020年シーズンは7月開幕で全15戦を予定
ドルナ・スポーツは2020年のMotoGP開催カレンダーをまとめ、来週には公表されるとしていたが、これに先んじてドイツのspeedweekが暫定カレンダーを発表した。公式からの発表はまだだが、開幕戦は変わらず7月19日で、全15戦を7カ国で行うスケジュールで、最終戦は12月を予定している。
各国で連戦する特徴的なカレンダーとなる
新型コロナウイルスの影響により、そもそも開催可能な国が少なくなっており、開催翌週に同じサーキットでレースを開催する形で多くのレースが開催される。2週連続で同じサーキットでレースが開催されるのは、開幕戦と第2戦のヘレス、第4戦と第5戦のレッドブル・リンク、第6戦と第7戦のミサノ、第8戦と第9戦のアラゴン、第12戦と第13戦のバレンシアとなる。
なおシーズン最後に予定されているヨーロッパ外のレースであるタイ、マレーシアに関しては、開催に関わる輸送費の問題などから、観客動員が可能な場合のみ開催となる。これについてドルナCEOのカルメロ・エスペレーターは7月末にヨーロッパ以外のレースの開催可否を判断するとしている。
スペインで開催されるレースは15戦中7戦
例年スペインでの開催数が多いMotoGPではあるが、今年は15戦のうち7戦がスペイン開催となり、ヨーロッパ外のレースが中止となった場合には、全13戦のうち7戦がスペイン開催となる。スペイン以外のヨーロッパでの開催は、チェコ、オーストリア、イタリア、フランスのみとなる。
MotoGP2020年暫定カレンダー
開幕戦 (7/19) スペインGP/ヘレス・サーキット
第2戦 (7/26) アンダルシアGP/ヘレス・サーキット
第3戦 (8/9) チェコGP/ブルノ・サーキット
第4戦 (8/16) オーストリアGP/レッドブル・リンク
第5戦 (8/23) オーストリアGP/レッドブル・リンク
第6戦 (9/13) サンマリノGP/ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ
第7戦 (9/20) サンマリノGP/ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ
第8戦 (9/27) アラゴンGP/モーターランド・アラゴン
第9戦 (10/4) アラゴンGP/モーターランド・アラゴン
第10戦 (10/11 ※予定) フランスGP/ル・マンサーキット
第11戦 (10/25)カタルーニャGP/カタルーニャ・サーキット
第12戦 (11/8)バレンシアGP/バレンシア・サーキット
第13戦 (11/15)バレンシアGP/バレンシア・サーキット
第14戦 (11/29 ※観客が観戦可能な場合のみ開催)タイGP/チャーン・インターナショナル・サーキット
第15戦 (12/6 ※観客が観戦可能な場合のみ開催)マレーシアGP/セパン・インターナショナル・サーキット
(Source: speedweek)
(Photo courtesy of michelin)