2006年から2018年まで、ホンダのMotoGPライダーとして活躍したダニ・ペドロサは、現在KTMのテストライダーを務める。将来的なワイルドカード参戦について否定はしないものの、現時点ではそのタイミングではないとワイルドカード参戦について否定している。
他のライダーがワイルドカード参戦する理由がわからない
ダニ・ペドロサ
「現時点ではワイルドカード参戦の可能性はありませんが、もしKTMがプロジェクトのために必要だと考えるのであれば、ワイルドカード参戦について話し合うことになるでしょう。ロレンソがワイルドカード参戦すると発表していましたが、自分は他のライダー達がワイルドカード参戦する理由が良くわからないんです。」
「ただ個人的に走りたいからなのか、何かしらのパーツテストをしているのか、もしくはその両方か。自分の場合、今のところワイルドカード参戦の予定はないですね。バイクに何かしらのパーツをテストするということはありますが、今はまだレースで試す時期ではありません。」
「KTMもホールショットデバイスを搭載しようと思えばそれが出来るんですが、現時点ではそれ以外の優先事項があります。2008年にSHOWAのサスペンションでホールショットデバイスを試したこともありました。確かにスタートは良かったんですが、バイクのコントロールが難しくなってしまうので、すぐに外してしまいましたね。」
(Photo courtesy of michelin)