フランコ・モルビデッリは今年ムジェロのレースが無くなったことは残念としつつも、今の状況で可能なカレンダーの中でミスなく怪我をせずに走っていくことが重要だと語る。2連戦が予定されているミサノでは練習走行をR1で行っていることもあり、アドバンテージとしてレースウィークに活かしたいところだ。

休みも少なくミスをすることが出来ない

フランコ・モルビデッリ

今のところ13戦が予定されていますが、マレーシアを含めて16戦になる可能性も出ています。普通のカレンダーではありませんが、これが現時点で可能なスケジュールということでしょう。とにかくレースが出来ることを喜ぶべきでしょうね。ただ通常のレースと異なってファンがいないレースとなりますから、ファンの声援が恋しくなるでしょう。」
フランコ・モルビデッリ
「しかし状況が元に戻ればすぐに元のレースの形で進行することが出来ると信じています。そのためには安全性を意識し、責任感を持って行動することが必要です。ドルナとIRTAは不可能に思えることを可能にしてくれました。ですから、今はとにかく決まっているプロトコルに従っていくことが重要でしょう。

18週間で13戦をするというのは本当にタイトなカレンダーです。ほとんど休みもない中で、ミスをすることも出来ません。皆がこのチャレンジにどうやって立ち向かうのかも興味深いですね。イタリア人としては、ムジェロのレースがないということで残念な気持ちがあります。しかしミサノでのレースは2回あります。最近はR1で練習をしていますから、この経験をレースに活かしたいと思います。」
フランコ・モルビデッリ
「レース日程が決まったことはとても重要なことで、これでレースに向けて各種の準備を進めることが可能になります。目標が不明確な中ではそれに備えていくことは出来ませんからね。チームメンバーとスペインで再び会うこと、YZR-M1に再び出会えることを楽しみにしています。」

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(Source: sepang racing team)

(Photo courtesy of sepang racing team)