マルク・マルケス 8月3日に上腕を再手術

開幕戦ヘレスで上腕を骨折したマルク・マルケスは、翌週のアンダルシアGPに無理をして出場。土曜日から走行し日曜日のレースを目指していたが、一時的に腕の感覚がなくなった事によりレースには出走しなかった。当初から怪我の回復に専念せずにレースに出場をすることに対して、称賛の声と同時に無理をしているのではないかと言う声が上がっていた。

8月3日の再手術によって、今週末のチェコGPへの出場は絶望的であろうし、来週8/16に控えるオーストリアGP、8/23スタイリアGPへの出場も疑問符がつく。アンダルシアGPに無理に出場したことがたたって、チェコからの3連戦を最悪欠場することになるかもしれない。いずれにしても、開幕戦ヘレス、アンダルシア、チェコの3戦で失ったポイントはあまりにも大きい。

Dr.シャビエル・ミル

「マルク・マルケスは13日前に手術を行いましたが、今日再び彼は手術室に戻りました。最初の手術は成功していますが、予想外なことに骨の接合に使用したプレートの強度が不十分だったことがわかりました。手術を行った部位に多大なストレスが累積したことにより、プレートの固定が不十分になってしまったのです。

マルク・マルケス

「そのため本日の手術でチタンプレートが取り除かれ、新たに骨を固定する手術を行っています。マルクスは激しい痛みを感じているわけではありません。彼は現在我々医師からのアドバイス、自分自身の体からのアドバイスに従って体を休めています。残念ながら多大なストレスがかかったことによりこの問題が引き起こされてしまいました。この後は術後の経過を48時間観察することになります。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)